名称 | 減価償却費(ゲンカショウキャクヒ) |
分類1 | 損益計算書 |
分類2 | 費用 |
意味 | 年数に伴う固定資産の価値低下 |
代表的な問題です。
①決算につき、前期取得した建物の減価償却を行う。取得原価1000円、残存価格20%、耐用年数10年とする。1年間 使用した。
1000x0.2=200(残存価格)
1000-200=800(建物価格)
800÷10=80(1年の減価償却)
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
減価償却費(費) | 80 | 減価償却累計額(資) | 80 |
②10月1日、取得原価800円、減価償却累計額500円の備品を120円で売却して代金は月末に受け取る事にした。決算日は3月31日で残存価格は0,耐用年数8年の定額法により減価償却を行う。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
仕入 | 800 | 備品 | 120 |
減価償却累計額 | 500 | ||
雑益 | 180 |
上記は誤回答です。
正解は
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
減価償却累計額(資)a | 500 | 備品(資)b | 800 |
減価償却費(費)c | 50 | ||
未収金(資)d | 120 | ||
固定資産売却損(費)e | 130 |
1つ1つ分解して考えると
a)備品がなくなったので、貸方に移動します。問題文のまま800円
b)減価償却累計額は、問題文をそのまま使います。
c)減価償却費は、800÷8=100(1年)
売却時点では半年経過して居る為 50円
d)未収金は文章をそのまま使います。
e)固定資産売却損は、
売却前の帳簿残高
800-500ー50=250
250円の物を120円で売却した為130円の損です。
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