重要な項目は重複しております
Apache(アパッチ)とNginx(エンジンーエックス)について
どちらもWebサーバーソフトウェアです(インターネットでホームページを表示する裏側の仕組み)
レストランで例えると
お客様→ユーザー、メニュー→Webページ、料理を作るコック→Webサーバー(アパッチ、エンジンエックス)
Webサーバーとは
HTMLや画像をインターネット経由で配信する仕組み(Googleを見る時、裏ではWebサーバーがそのページを送って居る)
項目 | アパッチ | エンジンエックス |
特徴 | 最も古く(1995年)設定が柔軟で拡張性が高い、多くのレンタルサーバーで使用(さくらインターネット、Xサーバーなど) | 軽くて速い、同時アクセスに強く表示が速い(GoogleやNetflixなど) |
メリット | 日本語情報が豊富、細かい動きを制御できる | 高速でサーバー負担が軽い、アクセスが多いサイト向き |
スペル | Apache | Nginx |
処理方法 | プロセスごと | イベント方式(同時処理) |
設定方法 | .ht accessで柔軟に可能 | 設定ファイルは難しい |
効率的なコンテンツ管理
①Webサイトの記事や画像、動画内容(コンテンツ)を分かりやすく安全に管理する事
②ブログ、ニュース 更新、チーム編集、ミス削減、更新の把握
③フォルダで分類【/images/(画像)/news/(お知らせ記事)/css/(デザイン)】
迷わないフォルダを作る事が重要
④ページ名はルールを統一する(半角英数字+分かりやすい名前)例 2025-07-news.html
検索や更新がスムーズ
⑤CMS(コンテンツ管理システム)を使う,Word Pressを使うと追加や更新が簡単、デザインとコンテンツが分けて管理できる、専門知識がなくともコンテンツを増やしやすい
⑥バージョン管理、履歴の記録、誰がいつどこを編集したかを記録する(CMS,Git)、トラブル時に元に戻せる、コンテンツの安全性と責任所在を明確に出来る
メタタグ(メタ情報)とは→ページの説明やキーワードを設定(検索エンジン対策に有効)
ページ単位ではなく、コンテンツごとにどのように情報を管理するかという発想です
動的サイトの構築
データベースと連動したようなウェブサイトを言う、情報の管理がしやすい、情報の提示の仕方を変化させられる、管理画面を制作して置く事により情報を直接入力出来る
特徴 | 動的サイト(ダイナミックなサイト) | 静的なサイト(スタティックなサイト) |
特徴 | ユーザーの操作やデータによって内容が変わるページ | HTMLがそのまま表示されるページ |
使用例 | ブログ、ショピングサイト | 会社紹介ページ、固定内容 |
ブログ | データベースに保存されている為、1つのテンプレートで何百記事でも表示可能 | 毎回HTMLで1ページずつ作ってアップロードする(手間がかかる) |
動的サイトを構築するのに必要な物
①フロント(見える部分)HTML(構成)、CSS(デザイン)、JavaScript(動き)
②サーバー側(裏で処理)サーバー言語(PHP)、データベース(MySQL)、Webサーバー(Apache,Nginx)
③コンテンツ管理、CMSを使うと簡単(Word Press)
主な用語
用語 | 意味 |
PHP | サーバーで動くプログラム、動的サイトの中心になる言語 |
MySQL | データベース、記事やコメントなどの情報を保存 |
CMS | ワードプレスが有名、コンテンツ管理システム |
データベース | 情報を整理して保存する場所、検索も早くて便利 |
動的生成 | アクセスのたびに、その場で作る仕組み |
休憩画像

練習問題
問題 | 解答欄 | 答え | 解説 |
データベースとは記事やユーザー情報の管理、保存をする | 〇 | 記事、コメント、ログイン情報を保存します | |
Word PressはCMSであり、簡単に動的サイトが作れます | 〇 | 代表的なコンテンツ管理システムです | |
動的なWebサイトを制作する為に使用されるサーバーサイド言語はPHPで有る | 〇 | PHPはサーバーで動き、ページ内容を動的に生成する為に使う | |
テンプレートの機能として一定のデザインで複数のページが作れる | 〇 | テンプレートに共通のデザインを持たせる事で制作が速くなる | |
Webサイトのファイルを整理する目的は作業者が迷わない様にする為である | 〇 | ファイルが整理されてあれば効率が上がりトラブルも減る | |
CMSを使うメリットはコンテンツの更新を専門知識がなくとも出来る | 〇 | 追加、更新が簡単に出来る | |
パーミッション755の意味は実行出来るのは所有者と他の人全てと言う意味である | 〇 | 7→読み書き実行、5→読み、実行 |
サイトの運用
Webサイトを作ったあと、ちゃんと使われ続けるように管理、更新、改善 作業する事
項目 | 説明 |
ログ解析 | ユーザーのニーズをとらえる為にサーバにアクセスして分析する |
ページビュー(PV) | 公開されているページでよく見られて居る物が分かります、ニーズを知る参考になります |
ユニークユーザー数(UU) | 1人のユーザーが何回見ても1カウントにしかならない数え方(サイトに来た人数) |
ヒット数 | サーバーが受け取った全てのアクセス数(外部ファイル等を含める)画像、CSS、JavaScript |
検索サービスへの対応 | 検索エンジンに自分のWebサイトを正しく表示してもらう為の対応や工夫の事を言う(検索結果に出るように準備する |
サーバ運用 | サーバーを安定して動かす為の、管理、保守作業の事、スケールアップ(サーバー性能を上げる)やスケールアウト(サーバの数を増やす)検討をする |
パーミッション | ファイルに対して、誰が何を出来るかの設定 |
セッション数 | サイトに訪問してから離れるまで(1セッション30分以内) |
コメント