名称 | 減価償却費(ゲンカショウキャクヒ) |
分類1 | 損益計算書 |
分類2 | 費用 |
意味 | 固定資産の年々の価値の低下 |
代表的な問題です。
①決算につき、前期に買った建物の減価償却を行う。取得原価1,000円 残存価格20% 耐用年数10年とする。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
減価償却費(費) | 20 | 減価償却累計額(資) | 20 |
1000x0.2=200
200÷10=20
②10月1日に取得原価2,000円、減価償却累計額660円の備品を50円で売却し代金は月末に受け取ることとした。決算日は3月31日で残存価格は0円、耐用年数は4年の定額法により減価償却を行う。
売却前の貸借対照表
備品(資)2,000円、減価償却累計額(負)660円、
売却後の貸借対照表
備品(資)0円、減価償却累計額(負)0円
従って貸方 備品2,000円、借方 減価償却累計額660円と仕分けします。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
減価償却累計額(資) | 660 | 備品(資) | 2200 |
です。
当期、6ヶ月使用している為、売却前に使用料を計上する
減価償却費=2000÷4=500
売却時点で6ヶ月 経過している為(500÷2) 250円
従って売却前の帳簿価格は
2000−660ー250=1090
つまり、1090円の物を50円で売却した為、1040円の損が発生した。(費用が増えた)
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
減価償却累計額(資) | 660 | 備品(資) | 2000 |
減価償却費(費) | 250 | ||
未収金(資) | 50 | ||
固定資産売却損(費) | 1040 |
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